生き物屋におすすめのライト
夜間の生き物探索や採集で必須のヘッドライトやハンドライト。選び方やおすすめの製品を紹介する。重要なのは主に下記の4点。
①ライトは林内で使うのならば200~300ルーメン、開けたところで使うのならば500ルーメン以上のものを選ぶと良い。
②スポットビーム-ワイドビームをフォーカスコントロールできるモデルが便利。
③非常に安価かつ明るいライト(1000ルーメンで2000円の製品など)はスペック通りの光量が出なかったり、電池がすぐに切れることがある。
④アルカリ電池を使用するものと、専用充電池を使用するものがある。私は何かのときにすぐに購入できるアルカリ電池を使用するモデルを使っている。普段はeneloop等充電池を使うことで、電池代節約になる。
今回は主に単3・単4電池使用モデルを紹介する。
ハンドライト編
NITECORE EA41
1000ルーメン前後(モデルによって異なる)
単3電池4本
小型で明るい。電池もそれなりに持つ。
LEDLENSER P7
450ルーメン
単4電池4本
使用中、光量が一定のため使いやすい。LEDLENZERのライトは高価だが、明るく使いやすいものが多いため、おすすめである。
LEDLENSER P6.2
200ルーメン
単3電池2本
持ち手が細く、手に馴染む。電池が長く持たないため、短時間の探索向け。eneloop proが使えない。
GENTOS各種ハンドライト
GENTOSのライトは安価で手に入れやすいが、光量が安定しないものもあり、長時間使用するとどんどん暗くなっていく。サブライトとして使用すると良いだろう。
ヘッドライト編
GENTOS HEAD WARS HW000X
300ルーメン
単3電池3本
同シリーズで230ルーメンのHW999Hとともによく生き物屋が使用しているヘッドライト。安価かつ必要最低限の機能で使いやすい。
LEDLENSER H14R.2
1000ルーメン(ブースト時)
単3電池4本
通常は400ルーメン程度だが、一時的に1000ルーメンに光量を上げることができる。単3電池4本使用のため、電池が長くもつ。少々重いと感じる方は、付属の延長コードを使って、電池ボックスを腰につけると良い。
他にも各種様々な製品がある。スペックシートをよく確認し、自分にあったライトを見つけて欲しい。
(補足)安い製品に日本製の18650電池を使うことで、機能が大幅にアップすることがある。高性能な電池を使うのはかなり重要であると思われる。